ソラリスの採光システムは従来のミラー単独方式と違い、プリズム+ミラーのダブルシステムにより安定した採光量を確保します。
今までのミラー単独方式では、太陽の位置が高くなるとミラーの反射角度が変わり、採光面積が小さくなるために採光量が少なくなるという問題がありました。そのため、採光量の少なさが採光装置としての「光を多く取り入れる」という基本条件に欠けるものとなっています。特に太陽が高い位置にある春〜秋の日中には、ミラー単独方式の5〜10倍もの光をソラリスは採光し、さらに送光装置部分にフレネルレンズを使用することで光の投射範囲が自由に調節できます。光を当てたいところへ確実に光を送り、自由に光を拡散させることが、このレンズによって可能になりました。
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▲採光のしくみ
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